ギャッベとは
2014年05月20日 17:56ギャッベ(ギャベ)はペルシャ絨毯の原点と言われ、イラン南西部ザグロス山脈一帯で遊牧生活を営むカシュガイ族の女性が織る絨毯のことである。
ペルシャ羊の原毛を手で紡ぎ、山に自生する植物や果実など天然素材で草木染の糸を作り、昔ながらの手作業で織る。
先祖代々引き継がれてきたこの文化と技術はユネスコ無形文化遺産に登録されている。草木染された糸は色あせることが少なく、 時を重ねるごとに風合いの美しさが増し、この世に一枚だけの価値ある絨毯となる。
イラン産ギャッベは希少価値が非常に高い織物です。その何点について下記ご紹介いたします。
1) 世界無形文化遺産の技
ギャッベは繊細な模様が織り込まれた高級なペルシャ絨毯のルーツであるといわれ、イラン南西部の遊牧民に受け継がれてきたこの絨毯(ギャッベ)作りの技はユネスコの無形文化遺産に登録されている。
2) 家族の幸せを願った芸術品
壮大な自然に育まれた織り子が、人生の節目に身の周りの景色や動植物をモチーフに、豊かな感性で、「生きる願い」、「夢」や「家族へのメッセージ」を込めて、織り込んでいく。ただの敷物や芸術品ではなく、しっかりと模様には意味のある絨毯です。
3) 世界に1枚
ギャッベは、代々受け継がれてきた遊牧民族の文化を女性たちの思いで途方もない時間をかけて、自らの手と感性で作り上げる、「世界に1枚しかない宝物」です。その時の感性で織り上げるため、同一人物が同じ模様を作っても微妙に模様が異なるものが出来上がります。<br>通常のペルシャ絨毯は予め職人がデザインした作成図に基づいて作られます。同じ模様のものは何枚もつくられるものです。しかしながら、ギャッベの模様は遊牧民の身近な動植物をモチーフに織子が心で描いた思いを織り込んでいくものです。
4) 天然素材
遊牧民が飼っている羊の上質な毛を刈り取り、手で紡ぎ、大地の恵みの色素で染め、ひとつひとつ手で織り上げる。このように「ギャッベ」は天然素材で出来たウール絨毯である。朝夕の温度差が±30℃以上の高地乾燥環境で育てられる羊毛が優れた調温湿効果を発揮する。季節や場所を問わない一年中快適な触り心地を楽しめます。
タグ:
———
戻る